MAS監査とは?
MAS監査とは、社長の相談役。
明確な事業計画に沿った会社経営、正しい数値を元にした定期的な検証は会社運営に欠かせません。
しかし、そのためには「時間・労力・専門知識」が必要となります。
そこで強い味方となるのがMAS監査です。
社長の悩み
会社経営の悩み
以上のような悩みや課題をお持ちの経営者様はぜひMAS監査をご検討ください。
会社の課題・目標を経営者様と明らかにし、5年後・10年後の会社のあるべき姿を実現します。
MAS監査とは
MASとは「Management Advisory Service」の略で、過去の財務データを基に将来の夢や目標を実現するための経営サポートです。ざっくり言うと、経営者の相談役と言える存在です。
夢先案内人では、MAS監査を経営コンサルタントの業態の一つと考えています。
経営コンサルタント業界では、総合的なコンサルティングから「業種特化コンサルティング」と「テーマ特化コンサルティング」に分化しつつあります。
MAS監査は、経営管理というテーマに特化したコンサルティングと言えます。
MAS監査 4つの役割
MAS監査には、大きくわけて4つの役割があります。
- 問題発見・解決の視点を提供
- 経営者の思考整理をサポート
- 戦略や経営改善のアイデア実行のサポート
- 立ち止まり考える機会の提供
①問題発見・解決の視点を提供
問題発見や解決の切り口を提供し、考えていきます。
財務分析はもちろん、その詳細把握のために必要なデータのとり方、問題の整理・分類のためのフレーム、解決策を考えるためのロジックを駆使して「経営者の気づき」や「改善アイデアの抽出」をサポートします。
MAS監査の役割は、問題を抽出し続けることにあります。
②経営者の思考整理をサポート
改善テーマや解決のアイデアについて、経営者の考えを良く聴き、思考を整理するサポートをします。
その際に、財務への影響を視野に聴き、的確な質問で財務改善効果を類推しながら意思決定の支援をしていきます。
③戦略や経営改善のアイデア実行の意思決定をサポート
経営者が戦略や経営改善のためのアイデアや行動が明確にできたら、実際に着手する前に意思決定のための財務シミュレーションを行います。
シミュレーションの結果が好ましくなければ再度検討を行い、実行に移すための意思決定をサポートします。
④立ち止まり考える機会の提供
経営の構想は実行してみないと成果検証できません。
実行結果を評価し、改善点を是正し、粘り強く改善していけば成果は出てくるものです。
常に走り続ける経営者に、時に立ち止まり共に考える場を提供することで、PDCAサイクルの定着をサポートしていきます。
小さな会社にMAS監査が必要な理由
MAS監査の主な対象は会計事務所の主要顧客である小企業・零細企業になります。
従業員数5人~9人が最も多く、次いで10人~19人の層が多くなっています。
この層の企業はきちんとした経営計画がなく目標管理が出来ていないことも多く、結果として機会損失が発生し経営に苦しんでいます。
中小企業にMAS監査が必要な理由は、MAS監査が「計画」「実施」「見直し」という経営管理の仕組みの提供・定着を実現させ、会社の機会損失を低減させることにあります。
MAS監査の導入で期待できる効果
経営者の夢・目標の実現
会計事務所では経営改善を促すときに、「会計数字上の問題点を指摘する。」ことがあります。
しかし、指摘は対立関係を生み、経営者の納得や自発性が生まれにくくなります。
MAS監査では、経営者の夢・目標を共有することが第1歩となります。
経営者様と当社が「夢・目標に照らして何が問題かを同じ方向に向かって話し合う」ことから始めます。
財務数値と現場改善のつながりをひも解く
会計事務所が行うコンサルティングサービスに「財務分析をして、財務計画を立て、毎月財務モニタリングを行う」サービスがあります。
会計・財務のサービスも価値あるもので、会計・財務を意識して経営する社長が増えれば機会損失も減るでしょう。
しかし、財務と現場改善のイメージが繋がらない経営者も多く、なかなか成果が出ないといった問題も聞かれます。
感覚的ですが、財務計画とモニタリングの範囲で十分な成果を創出できる経営者はサービス提供をした2割程度ではないかと思います。
MAS監査では上記に加えて、「財務数値と現場改善のつながりをひも解ける」ようになっています。
経営者が改善を考える機会と環境を提供
例えば経営者に「材料費を1%コストダウンできないか?」というより、「A社から仕入れているBという材料を5%削減できる方法はないか?」と問いかけた方がより具体的な改善策が浮かぶ可能性が高まります。
また、管理会計の技術を活かして、「顧客別限界利益」や「商品別限界利益」を明らかにして「どの顧客にどの商品を売ることに注力すると効率的に限界利益を増やせるか?」を問いかけることも可能です。
財務分析から改善すべき勘定科目を特定し、さらにデータを深堀りして、経営者が改善を考える機会と環境をMAS監査では提供してきます。これにより経営者の思考が深まります。
会計データから現場で起きていることを読み取る
会計データから経営を読むとは、数字から現場の問題をフォーカスすることがポイントです。
例えば「外注費が高い」という場合で考えてみましょう。
- 自社が取引先に出した見積り・受注単価(売上)が低いのか?
- 自社では対応できず(内製工程のオーバーフロー)、外注費が出ているのか?
- 外注単価が高いのか?
❶~❸のどこに原因があるかで対策は変わっていきます。
会計データと現場で起きている現象との整合性を読み、行動レベル・意思決定レベルの問題を特定して改善策を考えていきます。
気づきと行動変容を与え、組織のパフォーマンスを最大限に引き出す
経営者の行動変容は「自らの気づき」から生まれます。
MAS監査では、指摘や改善策の提案よりも、経営者が「自ら気づき」行動を変容することが大切だと考えます。
経営者と共に原因を特定し解決策を一緒に考えていきます。
会計から仮説を立てて、経営者自らが考える環境を提供し、社長や組織の持つ能力・パフォーマンスを最大限に引き出すサポートをしていきます。
新しい戦略・ビジネスにチャレンジする機会を提供
会計から問題をフォーカスし、経営者自らが考え、気づき、行動を変えると機会損失は低減していきます。
しかし、多くの企業でビジネスモデルが陳腐化していることも少なくありません。
このような場合、経営管理改善だけではいずれ限界がきてしまいます。
夢先案内人では、必要に応じて経営者に新しい戦略やビジネスモデルを考える機会も提供しています。
夢先案内人のMAS監査の強みは、「会計データを見ることができ、その内容を読めること」です。
会計を軸とした経営計画・目標の設定、その実現へのサポートを夢先案内人のMAS監査が行います。
お気軽にご相談ください。
MAS監査 電子パンフレット
夢先案内人のMAS監査サービスをまとめた電子パンフレットです。
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